雨が降ったりやんだりしている不安定なパリでしたが
ボンポアンのファッションショーは雨上がりの晴れ間が覗くさわやかな午前中に始まりました。
場所はパリのボンポアンの昨年オープンした Toulnon トゥルノン通り
フラッグショップの中庭で行われました。
17世紀の館を改築した建物で「ボンポワン」の独自の世界を堪能しました。
変わらない伝統的なフレンチシックの極みをいくボンポワンテイストに
中庭の緑豊かな空間の自然が混じり合い、純真で無垢な子どものイメージが
よりひきたつファッションショーでした。
ショーが終わった後もショップ内ではショーが続いているかのように
ボンポワンのお洋服を身に着けた子ども達が走り回っていました。
子どもたちの無邪気な動きは私達大人をとても癒してくれます。
ファッションが豊かな感性を育む「服育」という言葉があるように
私たちは子どもたちの成長にあわせて、その年齢や表情や動きにあわせて
心に残る感性豊かな子供服を選んでいきたいと思いました。
＊次回は私達が見つけた新ブランドの紹介をしますね。
今日のパリは冷たい雨が朝から降り続き寒かったです。たぶん気温は20℃ないかも。
防寒類がなかったのである服を着込みタクシーも雨でまったく捕まらないので
メトロでパリの２区にあるバレンヌのショールームへ行ってきました。
今回のバレンヌはテーマが「トラベル」。ブランドタグも旅行かばんのネームタグを意識したそうです。
数字の5と8がプリントされていたので聞いてみたら
「1885年創業なので8と5が私達のスペシャルな数字なのよ！」とのこと
そんなに古いの？って、今さら驚き！当時はアンダーウェアでフランス海軍に卸していたそうです。
今日はしとしと雨が降り続く寒くて静かな日なのでいつもよりもショウルームに長居をしてしまいました。
フランスの夏は４月５月は最高に気持ちがよかったけれど６月は急に毎日寒い！
で、８月は猛暑って言う予報らしいです。世界中おかしな天気ですよね。
あ！！嬉しい事にかわいいリュックがありました！入荷したら人気爆発まちがえなしです！
あの、カゴバッグの二の舞になったらごめんなさい！でも楽しみにしてくださいね。．
かごバックは生産先のトラブルでどこもほとんど納品できなかったそうです。
で夕方から雨がやみほっとしました。街に出ると冬みたいなキルティングや
フリースのコートを着てる人もいて、今日の寒さを再確認でした。ほんとに寒い！
フィレンツェでの展示会が終了しパリへ
パリに着いたとたん、まったく雰囲気が変わります。
あの気が抜けるほどの気楽な輩がいなくなり、赤いパンツやピタッとしたTシャツにサングラスの
ちょい悪おやじがいなくなり、都会的なシックな雰囲気に、、声も急に小さい
（イタリア人って、本当に大きい声でたむろしてしゃべってます。たのしそうだけどね）
フランス人は大きい声で集まって話している印象はないです。
そしてパリの子どももやっぱりシック。とってもおしゃれです
こんなマイペースなおじさんはイタリアならでは
パリの子どもはシック
2008 SUMMER の展示会は大人の流行とリンクして
女の子はシャイニーなシルバーやゴールド、ナチュラルなカラーに水玉ドット
花柄もナチュラルな抑えめなプリントで、ゴールドやシルバーをアレンジ、
華やかな去年と比べるとシック
逆に男の子のカラーは華やかに赤やピンクなどの色が目立ちました。
男の子のシャツもリバティの花柄を使う所も多かったです。
今回は人気の「power paff Girl」が参加したり、前回同様スポーツカーの「フェラーリ」
そして、ひときわモデルを使って目立っていた「Miss sixty」
そういった派手でイタリアらしいブランドを見るのもたのしいです。
ロベルトカバリでは、かわいい子どもモデル達が目立ってました。
見る分にはたのしいイタリアブランド
しかし、おごそかに目立っていたのは最近になってようやく南下してフランスから
やってきた「ボンポワン」
まったく真逆の世界で。真っ白なカーテンの向こうに夢のような童話の世界が広がっていました。
シャラビアは、シルバーの洪水！最近たくさんのセレブの子どもが着てくれるらしく
雑誌に載りまくってる！と、のりにのってる勢いをかんじました。
Miss sixty の女の子達！
イタリアは食の国
せっかくだから、食事はおいしいところへ！と毎晩のレストランが展示会での一番の楽しみ。
二日目の夜、ホテルに一番近いレストランに行きました
「メディチ家が食べていたレシピ」を再現したというレストランでたまたま雑誌で見たのでいってみました。
結構知られたお店なのか、観光客で繁盛しています。
パスタはレモン風味の香草やクルミを効かせたパスタ（まるで、タイのグリーンカレーのような味？）
メインは牛肉の煮込みチョコレートソース（これまた香辛料たっぷりで、お肉は甘露煮風チョコ味）
そういえばメディチ家って薬屋だったし、中世や大昔は香辛料は高価で金銀と交換するほどだったんだから
フィレンツェを治めていた大貴族のメディチ家が食べていた料理って
きっと普通のしもじものひとたちが食べる事はまずできないおいしいとかじゃなく「高価な味？」。
むかしチョコレートは薬だったってっ聞いた事があるし
メディチ家が長寿や健康を意識した香辛料たっぷりな味なのかしら、、って、思いながら食べてみました．
理由を考えないとこんなへんてこな不思議な味、食べてられません。
辺りを見回すとみんな不可思議な顔をして食べていたから笑っちゃいました．
隣で食べていたアメリカ人らしき女性は一口食べたら即、全部旦那に食べさせていたし、、、
なので、次の日は並ぶの覚悟で人気グルメ店（予約いっさい受け付けず）へ！
展示会での見覚えあるグループもちらほら、おいしいから待つぞ！とがんばってみても
お腹がすいてがまんできなくなり30分近くたつうちにどんどん脱落していきイタリア人はほとんど消え
なぜか私達とアメリカ人グループばかり。お互い遠くからきたから粘りました！
やっと入店！おいしかったです！（ここは、ポレンタやトマトジュレなどがおいしい！）
昨日の雪辱！という晩でした。
メディチ家の料理はかなり個性的な味でした。
しかし、あきらめて帰ったイタリア人グループはこのレストランへ行ったと次の日に聞きました。
「どうだった？」ときいたらおいしい時のジェスチャーで口に手を当てて
「ベリッシモ！！とってもおいしい！おすすめよ！」
と、、、やっぱり私は日本人、、ここは異国の地だな、、と、痛感
お気に入りになったレストラン！ポレンタが本当においしい。
待って、待って、、、やっと開いたときにはアメリカ人は陽気に『ブラボー！！」と騒いでました。
ポレンタ