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展示会報告 Vol.2

ピッティ２日目は、オッティの人気ブランド「LILI GAUFRETTE」からスタート
今回も女の子が大好きなロマンチックな世界！

でも、決して甘過ぎないのは、リリの落ち着いた色彩にあります。

今回も、くすんだパープルやオールドローズなど、大人が好む色が豊富

大人も着れるSサイズもあるので、私たち大人も楽しみなコレクションです。

バイヤーの一人が今回の冬のバルーンになったチュニックワンピースを着ていて目立ってました。

オッティでも、あっという間に完売になってしまった人気アイテム。

2008秋冬もこのワンピースに負けない人気になりそうな大人にむけてのアイテムをオーダーしたのでお楽しみに！

ふと、周りを見渡すと、土曜日は子どもがたくさん。

地元イタリアのバイヤー達は土曜、日曜は子ども達をつれて来ている女性が多いので子どもをあやしながら仕事してます。

さすが、子供服のバイヤーの子ども達だけあってファッションがこだわっているので、ファッションショーを見るみたいに楽しいです。

この秋冬は黒が流行したから大人達は黒を着ている人が多いけど、子どもはカラフル

その反動か2008年は春夏からカラフル。2008AWコレクションも引き続きカラーが斬新です。

そのせいか、自分たちも色を楽しみたくなってきます。

リリの後は、がらっと雰囲気が変わるフランスのデイリー子供服「バランゴ」へ

オレンジカラーとパープルの色合わせがとってもかわいくて、ついついオーダー

バランゴは１才から４才のサイズ構成なのでママが一番洋服を着せるのに手こずる頃のサイズ

そんなママに癒しを与える「親しみやすさ」と「着やすさ」「着心地の良さ」がいっぱい

子どもが引き立つカラフルな色合わせで、ほっとするかわいいバランゴに自分たちも癒されました。

朝の9時から夜の6時半まで、昼を食べずにオーダーするので気づいたらお腹ぺこぺこ、

おいしい夕食が一番の元気のもと！日本から既に予約を入れていた人気店へ！

実は、昨日の晩も同じレストラン。何を食べてもおいしいし、コストパフォーマンスがいいので毎回満足。

お腹いっぱいにして、明日へのスタミナをつけました。

今日のメニューは「アカキャベツと生ハムのグラタン」「トマトソースの手作りパスタ」「ポテトをつめたラビオリのボロネーズソース和え」

そして、トスカーナに来たら牛肉のグリル！味が濃くておいしい。

レモンを搾って、ルッコラと合わせて食べます。

今日のデザートはティラミスにズコット、ジェラート

イタリア料理は毎日食べても飽きないから、日本人の舌にあうのです。

これで、明日も頑張れます！

お腹いっぱいになって、ホテルまでの帰り道、アルノ河に建物の光が映え本当に美しくて

いつみてもため息の出る光景を作ったイタリア人ってすごい！と感動します。

どこを歩いても絵はがきのような風景です（あれ、これ昨日も言ってた？）

2008SSコレクション 新作Bonpoint！

2008春夏コレクション　まず最初にお目見えしたのは「ボンポワン」です。

まだ、一部入荷ですが店頭に並んでいます。ご来店お待ちしております！

　

　 　

イタリア展示会報告 Vol.1

ピッティ展示会が今日から始まりました。

毎回、会場内はその時々のコンセプトがあり、会場内に入るとその時のテーマでのモニュメントが飾られます。

去年は環境問題を意識して、冬は古い布や廃材を利用したモニュメント

夏は水を各所に流れさせ、ネイチャーな雰囲気。

今回はまったく雰囲気がかわり「アニメ」な世界がたっぷり！

展示会場になっている、遺跡のようなピッティ要塞の城壁に入ったら

まず、機動戦士ガンダムみたいなIロボットの大群がお出迎え。

ここは、秋葉原かアニメの祭典か？と、私たち日本人は勘違いしちゃうかも。

でも、外国人にとっては「cool!」と思うみたい。

マンガっぽいイラストのプリントのTシャツも今まで以上に増えてました。

誇らしく思っていいのでしょうが、マンガな世界に飽きている日本人にはきついです、、

オッティでこの夏にセレクトした「TEN」をまずはチェック！

マンガな世界ではなく、ベルギーらしくシンプルでおしゃれ、そして

なにより親しみやすいデザインです。

２００８秋冬はボリュームのあるコレクションで紹介できそうです！

２００８春夏コレクションは店頭に届いています。

ぜひ、見にいらしてくださいね。

フィレンツェに到着

フィレンツェへ行くには直行がないので、必ずヨーロッパの主要都市から乗り継ぎます。

私たちはパリへも行くので、たいていパリ経由を選びます。

パリ行きの便の楽しみのひとつは乗客ウォッチング。

パリ行きの便は毎回おしゃれを意識した人がたくさん乗っているのでファッションを見るのが楽しい。

パリコレも近いのでファッション関係者も多く、日本の代表する有名デザイナーを間近に見れるのもパリ行きならでは！

今回はパリ在住の有名デザイナーもいて年齢を感じさせないシックさにうっとり。

日焼けした小麦色の肌におきまりのポンパデュールヘアでとってもかっこよかったです。

そして、毎回一緒になる事が多い大御所デザイナーがまたいらっしゃいました！

パリでも人気の日本人女性デザイナー！

もう立っているだけで神々しい！

象徴的なおかっぱヘアーを見ると、I LOVE NIPPON！日本人である事に誇りを持っちゃいます。

今回も着用率の高いサルエリパンツをはいてました。

もちろん、この方達はファーストクラス。拝めるのは待合室でのみ。

でも、エコノミーでもファッションピープルが多く、最新ファッションに身を包んだこだわりの人たちがいて楽しい。

11時間のフライトも映画も今はたくさん見れるからあっという間に着きます。

そして、パリから乗り継ぎ成田出発から約17時間後にフィレンツェに到着

ホテルに着いた時にはもうヘトヘト、ベッドに入ったのと眠りについたのは同時じゃないかってくらいすぐ寝ちゃいます。

フィレンツェはあいにくの雨

　　
　　

雨降りの時に毎回感じる事、かれらヨーロッパ人は傘をささない人が多い。

毎回理解に苦しみます。確かに今日はどしゃ降りじゃないけど、普通にシトシト降っているからもちろんぬれます。

コートを頭からかけたり、帽子をかぶったり、ぬれないようにはしているけど服がびしょびしょ。

どうやら彼らには服がぬれる事に抵抗がないようです。

そして、持っている傘もたいていみんなすぐに壊れそうな折りたたみ傘。

日本でのビニール傘はまず見ないし、きちんとした傘を持ってる人はめずらしい。

雨の度に、傘をささない彼らを見て毎回不思議に思うのです。

何度かフランスで「傘」をオーダーしたことがありましたが、日本の傘に比べて質が落ちるのでもう懲りた事があります。

ヨーロッパ人（イギリスを除く）にとって傘の存在は地位が低いようです。

なんて、くだらない事を考えながらフィレンツェの街を散策。

フィレンツェは狭いので乗り物は使わず歩き回るのがおすすめです。

　　

　　

午後から雨がやみ、人も出始めました。

どこを歩いても絵はがきのようなこの街は初めて来た時からほとんど景色が変わりません。

雨上がりのアルノ川沿いを歩き、日に照らされた街並を見ているとタイムスリップしたような不思議な気分になります。

街全体が世界遺産のフィレンツェの旧市街は街並の保護が最優先なのでしょう。

本当に何百年も前から変わらない景色を堪能できるすばらしい街です。

そうこうしている間に、夜が近づいてきました。

最初のディナーは？気合い入れてチョイス！と、行きたい所ですが、

長いフライトと明日からの秋冬コレクションに備えて体力も精神的にも楽な「日本語メニュー」のあるレストランにしました。

昔だったら「日本語メニュー」を出されただけで興ざめしていた勘違いしていた偉そうな私たち、

今ではラクだしメニューも覚えられるし全く問題ないです。

「日本語メニュー」があるなんて、おのぼりサン的なレストランと毛嫌いしていた頃は私たちなりにとんがってたのかも？

今じゃあ、すっかり「ラッキー！」と、喜んでます。

「ブーカラーピ」という、フィレンツェエでは最古のレストラン。

クロキャベツとインゲンのスープ、リコッタチーズとほうれん草を詰めたロールパスタのグラタン風、

子牛のカツレツにトマトとバジルがたっぷり乗ったメインの３品。

どれも、さっぱりと味も薄めで疲れた体にはぴったり。

イタリアに来ると、野菜の野性味のある味の濃さ、オリーブオイルの新鮮さに感激。何が違うのでしょう？

雨が降っても傘をささずにびしょぬれでも気にしない「雑」さが、

もしかして「食」もよい意味でのアバウトな管理で味に深みを増すのかな？と、

つかれた脳みそで考えながら最初の夜が更けていきました。

明日から、まじめに「2008AWコレクション」速報をお伝えします！

では，お楽しみに！
　　
　　

もうすぐ出発！

恒例のヨーロッパへの展示会が来週に迫ってきました。

この冬は春のような昨年の冬とは違い、寒いようです。

今から風邪を引かないように体調管理に気をつけています！

2007年の秋冬の女の子はチュニックドレスやレギンス、バルーンスカートやコクーンスタイル

甘い印象のお洋服が目立ちました。

男の子は2年ぶりのカムバックのベーシックな「Bienvunue sur terre」がヒット！

2008年はどんな感じなのか今からドキドキです！

また、去年から始めた「GIESS WEIN」の受注会もイタリアから戻り次第、開催します。

自分だけのオリジナルカラーをオーダーできます。

「Giess Wein」は、この冬も皇室のお子様達がお召しになっていてテレビでたくさん拝見できました。

店頭で今現在もご覧頂けますので、コートをお探しのお客様、まだ間に合いますよ！

そして、毎回とても好評の現地レポートや展示会報告も届ける予定です！

朝から晩まで展示会会場にこもるハードスケジュールの私たちの唯一の息抜きは「食事！」

「正月太り」を気にしている間もなく「出張太り」になってしまいますが、スタミナつけて

すてきなお洋服を見つけてきます！おたのしみに！

　　　

フィレンツェは「トスカーナ料理」です。お肉料理が中心なので高カロリー！
ワイン好きなスタッフもいますが最終日まで「禁酒！」
トスカーナワインは最終日のお楽しみになります、、、