パリに来て、一週間以上経ちますが、日に日に気温が上昇してます。
2週間前までは寒かったらしいので、やっと夏らしくなったと、バレンヌのスタッフが話してました。
フランス人にとっては、夏はバカンスの季節。8月にはこのショウルームには、誰もいなくなるから、クーラーなんて必要ないのか、バレンヌのショウルームはクーラーがない。
わりと、会社に限らずショップでもクーラーがない所は多い。(そういえば、バレンヌショップもクーラーが効いてない。なので、みんな汗だくで試着してるってことです。)
8月は、みんなバカンスを取るからすべてがストップ。「8月には私たち、フランス人は存在しないと、言うのよ。」と言ってました。
8月にコンタクトは取れないってことね、、
「だから、9月が殺人的に忙しいのよーー!」だって。当たり前だよね。でも、なんかうらやましい。
夏にヨーロッパに来ると、女性たちの装いに、目を奪われます。
日本でだったら、振り返ってみてしまうような,露出の多い装いをしている女性が多い。
どういう歴史を経て、こうなったのでしょう?
私の知っている、昔のフランスと言えば「ベルバラ』の世界、まさしく、マリーアントワネット!
コルセットとかで、体の曲線を意識したりしているから、体の線を意識している歴史から、こうなっちゃたのかしら?
日本は「隠す文化」で、西洋は「見せる文化」って感じでしょうかね、
「おっ」と、同性の私が見ても、見入っちゃう着こなしの女性がいると、男性ももちろん「おっ」って、見てます。
そんなとき,見られている女性はにっこりスマート。見られる事に抵抗がないのでしょう。
女性達が匂いたつくらいに女性らしいから、男性達がよりヤニ濃いくらいに男性らしいタイプが培われていってるんだと思います。
しかし、こちらの女性たちは本当にかっこいい!今回のヒットは、オーバーオールのマダム!
決して、ボーイッシュじゃなく、ちゃんと女性してます。
そして、ヤニ濃いフランス男性達!こんな男性達がわんさといる国って、びっくり!?
こんな、男性達に囲まれたら、いやでも女性は女性らしくなりますよね。
ニワトリと卵じゃないけど、どっちが先か?って、思わずに、我々もフランス女性らしく装えば、いつかは日本男児もこうなっちゃうかも?
わりと女性らしいママがいる男性に限って、その男性は男らしかったりします。
今息子がいるママ達が、フランス女性のようになったら、日本の将来の男性達は、レディーファーストなニヒルな男性になるかも!!!
これも、異文化なのかもしれませんが、年をとった女性の方が、女性らしく装っている人が沢山いる、ヨーロッパはうらやましいです。
日本は、露出は若い子の特権みたいだけど、こっちは逆!大人の女性の方が、気合い入ってます。
ここパリに来て、この夏は,品よく女性らしい服装をしてみようかな?と思いました。