フィレンツェからピサまでの距離は約80キロほどで、1時間くらいで着きます。
ピサと言えば、「ピサの斜塔」
すっかり修復も終え、また登れるようになったそうですが、今回は空港までなので残念ながら見れません。
トスカーナの田園風景は、見事にオリーブ、そして糸杉に、ひまわり畑が一面にひろがってます。
ひまわりは咲いているところはまばらで、これからという感じ
イタリア在住の日本の方は「アグリツーリズモ」をイタリア人2人と共同で経営しているそうです。
この「アグリツーリズモ」、耳にはしたことがあります。
日本ではまだあまり知られてないかもしれませんが
農家の家に滞在して農業体験をしながら休暇を楽しんだり、古い農家を改築して田舎を楽しむ等
フランスやイタリアでは人気の休暇の過ごし方です
日本人たちが来ても、短い滞在ですぐに他の都市に巡ってしまいますが
ヨーロッパ人は最低一週間からひと月くらい逗留し、のんびりするそうです。
休暇の長さの違いだから、仕方ないですよね、、
オリーブの収穫やワイン作り色々な体験も楽しめ、現地の野菜などの食材を使い自炊なんて楽しそう
聞けば、今回の日本行きは、義援金を元に被災地への援助の為という事でした。
てっきり夏休みの帰郷かと思っていたので、とても感激しました。
こちらへ来ると、イタリアやフランスに住む日本人達の日本への強いいたわりの気持ちに何度も触れる事があります。
日本人という国民意識がそうさせるのか、世界中でムーブメントが起こっている気がしてなりません。
日本にいる自分達も負けていられないと、発奮しました。
看板もコンビニも、派手な商業施設がまったくない、のんびりとしたオリーブ畑の田園風景を抜け、ピサ空港に到着
トランクをゴロゴロ、みんなで空港内に入ると、優先的にどんどん荷物を受け取ってくれて、身体検査と手荷物検査
おおーー、エアフランス&アリタリア、優秀!と、ちょっと感動
そして、すんなりゲートへ
テレビ画面に、私たちの飛行機の出発時間のランプが点いたら、一斉に歓声が!
18:00発になりました。
航空会社にとっては、当日に現地に乗客を運ぶ事は、コスト的に最優先なので頑張ってくれます。
万が一に、その日に飛べなかったら、バスのチャーター代だけではなく宿泊代も補填しないといけないのですから結構必死です。
洋服も同じ、約束の期日なんて来た事がないけど、まだ我慢できるギリギリの時期に必死に送ってくる。
こっちも待っていた事もあり、文句言いつつ受け取ってしまう。
実際手に取ると、素晴らしい出来だったりするから帳消しになる。
ずるいよねー
1時間ピサの空港で休憩をとり、結局18:40頃にピサを離陸しました。
離陸後すぐに、ピサの斜塔の上空を飛びました!10年以上ぶりに見たピサの斜塔!
空から見上げる斜塔はとても美しく、この幸運に疲れが吹き飛びました。
荷物を預けてしまいシートベルト着用サイン中のため写真を撮れず、、他のサイトから拝借
その後、上空から、、
好天なので、きれいでした。
機内では、乗務員が一人一人に乗り換え案内の提案と相談をしています。
私は、パリでストップなので助かりました。
パリから他の都市に行く人もたくさんいるので、彼らはまだまだ予定外の移動は続きます。
シャルルドゴールに9時過ぎに到着
タクシーでホテルに着いたのは10時を回ってました。
しかも、遠回りされてぼられた!!文句言って少しまけさせたけど、まったく油断も隙もない!!
着いた途端、ホッとしたのか、どっと疲れが出ました。
部屋は、前回の女中部屋のような一階の隠れ部屋から、指定のバス付きの5階の最上階に
窓から空が見えて居心地がいいです。クーラーはないけどね(扇風機はあります)
今回、えらい目に合いましたが、無事でいる事が一番!
考えてみれば、危険を感じてフィレンツェに着陸せず、ピサを選んだのは、乗客の安否をかんがえてのこと
航空会社によって、遅延が多いところは危機管理が厚いということ
アリタリアは、遅延が多くて有名だけど、整備に厳しいという長所にもつながるとわかり
遅延も、気にならなくなりました。
トラブルも見方を変えれば、よい経験
自分の身を守る事さえ出来れば、笑顔です。明日からも頑張りまーす!
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