「今夜はどんなに疲れていても街に繰り出すべき!」と友人が話していたのが納得
6月21日は「音楽の日」
毎年この時期にパリに来ていたけど、この音楽祭に遭遇したら当日に当たったことはなかったと
わかるほどパリ中がにぎやかでびっくり
パリの町中がコンサート会場です。本当に半端ない数なんです。
パリだけではなくフランス中がそうだと知りさらに驚き
今年は30年目だということが、町中のポスターでわかった
(突然ですが恒例の仕入れ、買い付けのためにパリにおります。)
道のど真ん中、小さな曲がり角、カフェの片隅、教会の前の広場、噴水広場
イヌも歩けば棒に当たるではなく、コンサートに当たります。
長いフライトでの疲れも音楽のパワーで吹き飛びます。
色々見て回ると、ひとりカラオケのような懐メロを歌う人もいて、そこではみんながハミング
教会前では、フランス版長渕剛かもしくは世良公則のような力みなぎった古くさいロッカーが、、
黒いTシャツに黒いジャケットをワイルドに着て、懐かしいロックのオンパレードを歌い、みんな大喜び
居心地のよい噴水広場では、シャンソンを弦楽器を合わせてムードたっぷり
座りこんでみんなのんびりとしてます。
アマチュアバンドっぽい人たちも多く、お世辞でもうまくないのもいます。
普段地下鉄などでパフォーマンスをしているようなミュージュシャン達はさすがうまい
夏休みなので、遅い時間でも子供たちもいっぱい!
たくさんの子供たちが皆で踊っていて
「さあもう遅いから帰るよ!」と、親に言われ大泣きして嫌がる子供がいました。
そぞろ歩きして気に入ったパフォーマーのグループを見つけると
しばらく音楽を聞きながらぼんやり夕涼み、、とても贅沢な夜を過ごしました。
今夜はパリ中を、いやフランス中を歩き回った人たちがたくさんいたことでしょう。
空からフランス中をライブで見たらすごく楽しいと思う
http://www.fete-musique.com/
このサイトでわかるように、すごい量なのです
なんて粋な国なんだろうと、初っぱなから洗礼を受けました。
明日の朝はみんな寝過ごしそうです。
私たちは午前の便でイタリアへ移動なのです!そろそろ、ホテルに戻ろうか、、
ああ、でもこの誘惑には勝てません。