フィレンツェに来る前に、ミラノに行っていた友人が、今回はじめてミラノでサッカーの試合を体験
残念ながらケガで長友選手は不在だが、インテル戦を見に行ってきたそう
その体験談が興味深かった
とにかく試合場はガラが悪い!会場内でのタバコはもちろんの事、火炎瓶も!
白熱した試合のスゴさはもちろんだが、自分の身を守る事も必死になって、違った意味で白熱
イタリア人サポーターの熱さはすごいらしい
彼らイタリア人サポーターと日本人サポーターが応援合戦したら
阪神タイガースVSヤクルトの時の温度差とも比較にならない!と、妙な説得力
ガラの悪さもタイガースなんてモンじゃない!と、関西人を目の前に発言
しかし、当の関西人は逆に「そりゃー負けられまへんな」と、コメント
このサッカー観戦の話でもわかるが、外国に来ると日本人の大人しさ、そしてお行儀の良さを痛感する
展示会場に食堂があり、日本人グループはまるでお通夜のようにシーンとしている
イタリア人達は、いったい誰と誰が会話しているんだ?と、聞き手なんていない、誰もがしゃべっている
フランス人はそんなに騒がしくないかも
そういえば、中国人達はすごーく大音量でしゃべっている
これって、言語の種類かもしれないけど、そういうこともあってか日本人はさらに大人しく感じます。
ファッションもそう。イタリア服って、本当にゴージャス
私たちのセレクトは、出来る限り大人しいデザインになってしまう。
でも、裏返して考えると、日本人はシンプルでミニマム、そしてフェミニンな服が似合う
イタリア人で似合う人はなかなかいない、そもそもシンプルなんて彼らには苦痛なのかも
例えばアルマーニが日本で売れた理由は、きっとイタリアらしからぬミニマムでシンプルな服だから、日本人に受け入れられたんだと思う
それでも、日に焼けた肌、とにかくボタンを外すなどの、イタリアらしいセクシーな演出は不可欠
イタリア服を着るには、演出が必要なのです。
サッカーもしかり。サッカーを観戦するには、せめてタイガースを見習って、ガラが悪くなった方がより楽しい。
と、みんなで盛り上がってディナーでイタリア談義。レストランで気づいたら、大笑いしながら騒いでいた
周りの騒がしいイタリア人グループなんて忘れていた
そう、周りなんて気にしないでいるのが一番。
お通夜みたいにシーンとしているんじゃなく、仕入れに真剣勝負のサムライ魂ニッポンなのですよ
負けるもんかーー!!
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