フィレンツェでの子ども服見本市「Pitti Bimbo」は3日間続きます。
新旧入り混じったヨーロッパ中のブランドが集まってくる、ヨーロッパ最大の子ども服見本市、、
のはずですが、服装に関しても自分の国のスタイルを守り抜く保守的なイタリア
(いくら派手とはいえ、イタリアファッションはこうあるべきという変わらない姿勢をあえて保守と言わせていただきます)
場所的に、イタリア人やスペイン人などの南欧のバイヤーが多いせいか
イタリアでの展示会はどちかと言えばシックで地味とも言えるベルギーやフランス勢にはちょっと弱い立場にあります。
イタリア人はやっぱりイタリア服が好きってことです。
なので最近はベルギーブランドやフランスブランドはアルプス山脈を超えずに
もう一方のファッション大国、フランスのパリで待っているブランドが増えてきました。
なので、どんどんパリでの仕事が増え、フィレンツェ滞在が短くなってしまった。
ということで、あっという間にイタリアの仕事を終え、今夜は最後の夜
フィレンツェでの3日間は仕事にドップリと浸かってはいるものの
毎夕食イタリア料理とワインを堪能し、暇さえあればイタリアンジェラートを食べ、美味しいイタリアンカフェを飲みます!
毎回必ず行くお気に入りのトラットリア以外に
このたび、なかなか行けなかった予約必須のトラットリアにも行けました。
100年以上の歴史のあるトラットリアで、看板メニューは
「アーティチョークのオムレツ」と「鶏胸肉のバター焼き」
そして、「ビステッカフィオレンティーナ」です。
「アーティーチョークのオムレツ」は、スフレ風に仕立てたフワフワとろとろのオムレツの真ん中に
オーブンで焼いている為にカリカリ香ばしいアーティーチョークの独特な苦みが絶妙!!
いったいどうやって作ったらこうなるのか、検討がまったくつかない美味しさです。
フィレンツェ風Tボーンステーキ(フィオレンティーナビステッカ)は、
日本で食べる脂身の多い牛肉と違って赤みの多いジューシーなさっぱりとした味
そして炭火で焼くので、超レアでもとても美味しい
40席足らずの小さなトラットリアなのでいつでも満席
ロナルドレーガンやソフィアローレン等、店内は有名人のサインや写真や手紙に埋め尽くされています。
まだまだ探せば名店がたくさんあるフィレンツェ
期待以上に美味しかったし、店員さん達のイタリア的な愛想の良さとサービスの良さに大満足
独特な形のグラスを売ってくれないかと頼んだらプレゼントしてくれました。
気取らない雰囲気でいて、本物にこだわった美味しさが魅力のステキなお店でした。
明日から、また気取ったパリか、、、パリも好きなんですが、気が抜けない緊張感があるので
まだまだイタリアの陽気でお気楽な空気に浸かっていたいなあ、、、
出発までの数時間!最後にまたジェラート食べて、エスプレッソ飲んで、エネルギーを充電しないと、、
チャオ!フィレンツェ!
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