世界中の子ども服ブランドを介するイタリア最大の子ども服見本市PittiBimboが始まりました。
新作のコレクションを見るのが目的ではありますが、
ヨーロッパ子ども業界の情報収集も大きな目的。
そしてモデルの子どもやバイヤーが連れて来ているおしゃれな子ども達を見るのも楽しい。
会場内はこれぞイタリアスタイルという大人や子どもが多い。
フォーマルブランドが減少している中、ここではカジュアルでもエレガントな装いに徹してます。
イタリアファッションのドラマチックで華やかな要素がなくなったら、
イタリアらしさがなくなってしまうのでしょう。
モデルは子ども達だけではなく、大人もいます。
ブースの前に立つ、大人のモデル達はイタリアらしく陽気でセクシー!
この後行くパリではまずこんなに能天気なセクシー系はいない。
ヨーロッパでのイタリア人の立ち位置はこれとわかるような人達がたくさん。
イタリア人は笑いを誘う憎めないキャラなのです。
次の秋冬も変わらずイタリアではダウンが人気
そしてイタリアのダウンは、ウェストシェイプが主流、
女性はセクシーで男性はマッチョが基本のイタリア
ダウンといえども、けっしてカジュアルにしない、 これぞイタリアです
毛足のあるフリンジやファーも多い。
昔からのイタリア王道色といえばベージュ、
次の秋冬もベージュは健在 流行やトレンドではなく、イタリアらしさが満載のコレクションでした。
ところで、探していたポシェット
中央市場の屋台の無数に並ぶ革製品屋のお兄ちゃんの声かけに辟易
カバンを触ったら最後、ガムのようにくっついて離れない
ようやく離れて隣に移れば、となりのお兄ちゃんが横で一部始終を見ていたから続きのセールストーク
それが屋台が終わるまで延々と続くのだからたまったもんじゃない
またかけ声がすごく能天気
「こんにちはーー、ニーハオ?あにょーはせよー?」
「かわいいー、こっちむいてー」
「おおさかー?とーきょー?さいたま?ちょっと待ってー、安くするよーー」
確かに安いんだけどね、ろくろく商品を見る気もなくなりその日は買うのはあきらめました。
子どもにかわいい小さなポシェットから大人の旅行カバンまでなんでも揃ってます。
フィレンツェに来て、ブランドにこだわらず遊びで買いたければ、屋台は面白いです。
値切り交渉もしてくれます。
イタリアらしく、能天気な軽いセールスをしてくれる屋台です。