4月10日に子ども専門ファッション紙「M/F」が創刊されました。
その雑誌に「ボンポワン」が16ページにわたり特集が組まれています。
私達が知る限りでは、日本でここまでボンポワンを特集した内容の読み物がでたのは
初めてではないでしょうか?
この世界に入ってからは子どものブランドやショップに多く立ち寄ってきました。
ボンポワンのショップへ初めて行った時に一番印象的だったのは、
なんともいえない心地よい香りに 包まれたことです。
居心地の良い空間に上品でモダンな子供服が並んでいる様子にうっとりし、
ラグジュアリーではなく、「シック」である事を好むフランスらしさを体感しました。
(ボンポワンの香水を作ったアニックは創始者の三女です。)
ブランドごとにコンセプトは異なりますので、
私達はセレクトしているたくさんのブランドの 最初の印象そのままを
伝えられるようにつとめています。
ボンポワンはシックだけれども、どこかモダンである事。
なので、「定番」スタイルだけにはせず、
その時の新しいコレクションをセレクトすることが
わたしたちオッティのボンポワンセレクトの考えです。
リリゴーフレットのコレクションは一言「かわいい!」でした。
今も昔も変わらず女の子が好きなもの「リボン」「テディベア」「レース」「ビーズ」
「着せ替え人形のクローゼットの中身のようなお洋服」が第一印象。
女の子の顔がついほころんでしまいそうな印象をそのまま伝えられたらいいです。
バランゴのスタッフ達は毎回、BERLINGOTの商品のように暖かく、
笑顔で私達を迎えてくれます。
彼らの親しみやすい印象に「もの」と「作り手」の密接な関係を感じました。
バランゴの商品は子どもが子どもらしくいられるよう、
着せやすさと着心地の良さを考えてます。
ヨーロッパの一見暗く感じる、落ち着いたロマンチックな雰囲気とクールさを表現した
ベルギーブランド。
数多くあるベルギーブランドの中で私達は
MAAN やMAMUSE、ZORRA,GARCONを「ベルギー」らしさを
伝えるブランドとしてセレクトしました。
私達、大人は自分を知る事でファッションをとりいれますが
子ども達はその子達の魅力を気づかせるためにわたし達大人が選ぶものだと思います。
決して、そのブランドらしさを着こなすのではなく、
その子達の魅力を引き立てる 手助けができればと思っています。
新しい子供服雑誌「M/F」を見て、ここまで子どもの服が進化したと感じながら
当たり前だけど、今も昔も「子ども」のかわいさは変わらないことを感じました。
そして、改めて、こどもたちの様子を眺めて「かわいいなあ」と今日も思います。
何を選ぶにしても、せっかくの長所や魅力を消してしまようなセレクトにはしたくないですね。