パリの暖かさは前回伝えましたが、イタリアへ入ってもっと気温が上がってきました。
木曜は雨が降っていたのに、まるで春の雨のような暖かさ。
次の日からはコートを着ていられないくらい気温が上がり、「暖冬」と一言では片付けられない気候。
口を揃えて「この気温は奇妙だ!」と、どの国の人も話題にあがる暖かさ。
ベルギーブランドのMAANのスタッフが
ベルギーでは普段は0度前後なのに13度もあり、雪もつもらずスキーもできないといってました。
展示会場はライトが照らされているので室内の温度は上がる一方、
なんとクーラーもついているところもありました。
だれもがファーがついたコートやブーツ、はやりのムートンや、ダウン、
ロングマフラーなど、暑いながらも汗をかきながら冬のファッションに身を包み
外でジェラードを食べています。
毎冬にはありえない、レストランでの外のテラスがいっぱいで、おいしそうにビールを飲んでます。
子供も中綿コートや耳当て付き帽子などの装いなのはたぶん予想できなかった暑さなのでしょう。
この冬はファーなどの暖かい素材が流行したのでこの暖冬はおしゃれに敏感な人には悲しいです。
次の冬の傾向はどうでしょうか?
ファーやムートンはイタリアブランドでは多く見られますが、オッティで多く取り扱っている
フランス、ベルギーブランドではレディースでも多くみられる「バルーンシルエット」が気になりました。
女の子も男の子も「シックでフォーマルだけど固すぎず、個性的で不良っぽいけどやりすぎない」
そんな大人にも通用するセレクトにこだわってみました。お楽しみに。
つぎは細かくブランド紹介をかねての展示会報告を予定してます。