今回のパリは大忙し。
ボンポワンのショーの後は、「Lili Gaufrette〜リリゴーフレット」へ行ってきました。
今回は本社のショールームへ、瀟酒な建物の一角になります。
シャンデリアのある素敵な部屋に案内され、ゆっくりとオーダーをしてきました。
秋冬の黒やシルバーのイメージから一変して、赤やきれいなターコイズブルー
ちょっとエスニック感のある刺繍や、ロマンチックなお花レースニットなどとっても豊富なコレクション。
リリの隣のショールームは「Little marc」華やかなマークジェイコブスの子どもライン
リリとは同列会社なのです。
たっぷり長い時間をかけたリリでのミーティングを終え,今回の2週間近くにわたる展示会が終了
日本に帰ったら、東京での展示会が待っています。プチバトーやディーゼルにエッセンシャル、、、
今はひとまず忘れて、終った余韻と気持ちのよい疲れを感じながら最後のパリを楽しみます。
夕方6時くらいでも昼のように明るいから、パリの街を走るように見回ります!
走るといえば今回のパリで気づいたこと、「レンタル自転車」が急増していました。
至る所にメーター付きのレンタル自転車10数台が駐輪してあり、返却する場所もどの駐輪場所でもOK
2007年の7月からですが、かなり今現在は台数が増えたようです。
去年の秋冬の年金問題でメトロ等の交通機関のストライキでの異常な道路渋滞を経験して
パリ市民やパリで働く人たちは自転車やバイク等(ローラースケートも多い)を利用している人たちが急増しました。
パリに着いた時も、大型トラックのデモに遭遇しましたが、戦うフランス国民はストライキやデモには好意的と聞きます。
前回のストライキも文句を言わずパリの自分たちの会社まで歩いたり自転車で通ったという話をパリで働く人から聞きました。
年金は自分たち国民にとっては一大事、もちろん国民はストライキに参加。
地球温暖化や原油高騰など、時代はエコロジーに向かっているからこそこのレンタル自転車システムは日本も真似してほしいと思いました。
国民が共有して利用すれば、個人個人で持つ必要がなく、自転車の駐輪スペースも少なくてすむし迷惑駐輪も減りそう。
行動をしなければ変わらない!フランスのデモやストライキの結果、変化をしていてすごいなと感心しました。
一定料金を支払い自転車を借りられるサービス。レンタル自転車は「ベリブ(Velib)」といいます。
「ベリブ」はフランス語の「velo(自転車)」と「liberte(自由)」を組み合わせた造語。
乗り捨て感覚で利用でき、一日24時間、365日利用可能で、年間登録料は29euros
1回30分以内の利用は無料、それを超えると最初の30分で1euros、次の30分でさらに2euros、
それ以降は30分ごとに4eurosを支払う仕組み。旅行者にももちろん大人気
ただ、日本のようなママチャリとは違い歩道ではなく車道を走らなくては行けないので注意して下さい。
郊外等でレンタル自転車を借りた事はありますが、運転マナーの悪い都会はちょっと怖いので今回は遠慮しました。
車に限らず、自転車の運転マナーも悪く、バイクが増えている事もあり接触事故も急増しているとか、、
去年のストライキ時は帰宅時には一斉に借りられていて、すごい人気だったそうです。
さて、今夜のディナーは大好きなモロッコ(チュニジア)料理のクスクスやタジン!
タジン鍋で蒸した野菜をたっぷり食べました。塩分も控えめなのでとてもヘルシー
お肉は羊やチョリソー(羊ひき肉の腸詰め)、クスクスと一緒に食べます。
お店の名前は「ルスーク」、市場の意味。店の外観が香料のつぼを並べ、市場風
店内はアラビアンナイトの世界で、店内は暗くて幻想的です。
場所はバスティーユ広場の近く。この辺りはモロッコ料理やインド料理等のエスニック店が多いです。
ミントティーはとっても甘くて特徴的な味。この上から注ぐ入れ方がモロッコ風です。
クスクスは軽いのでぱくぱく食べちゃいますが、お腹で膨れていき急にお腹いっぱいになります。
クスクス、食べた事ない人はおすすめします。パスタの祖先なのですよ。