フィレンツェからパリに移動してきました。パリでの仕事まで少し休憩があるので小旅行を企画しました。
一度行ってみたいと思っていた、世界遺産のモンサンミッシェル!とラバレンヌの本拠地ブルターニュ
パリからの日帰りのツアーの話をよく聞いていましたが、せっかくならフランス北西部を旅してみたい。
今回2泊3日の短い行程でしたが行ってきました。ノルマンディー地方とブルターニュ地方!
パリのモンパルナス駅から早朝、TGVに乗ってブルターニュ地方への玄関口となるRENNEレンヌへ
今回レンヌを本拠地としてTGV やバスに乗って(*レンヌはブルターニュの首都)古都や港町をまわりました。
一日目はTGVでレンヌへ行き、レンヌからバスに揺られてモンサンミッシェルへ。
車窓の風景は本当に夢のようなきれいな景色。農家や牧場が多く、牛や馬、羊がのどかにたたずんでいます。
建物は全て薄いグレーのレンガ造りの煙突のあるお家で建物がほとんど統一
沼や小川がたくさんあるけど日本だったらきっと危険防止で景観を全く無視したセンスの悪い柵でも作りそうだけど自然のまま
本当に絵本や絵画の世界で、風景をそのまま切り抜いたらいつの時代か全くわからないといっても大げさじゃあない
列車やバスの車窓を眺めていて思う事。日本のように街道沿いに看板や広告はまずない。
例えば新幹線で東京大阪間を乗ったら、車窓からたくさんの看板が見えますが、フランスで同じ距離を乗ってもほとんど看板を見る事はありません。(駅の近くは例外ですが)
国の法律かな?と思うくらいの徹底した美しい景観が守られていて、美意識の高さにとてもうらやましく思いました。
モンサンミッシェルまでのバスは7割は日本人でした。 日本人に大人気なんですね
1時間,バスに揺られて潮の干潟の中にたたずむグレーの大きな修道院が建つ島が見えたら、興奮してきました!
シーズンオフなので、人は少なく観光客の団体や学生の遠足が目立っていましたが、ピーク時の2割くらいの人出なのでとってものんびりできました。
人の手でこんなとてつもない巨大な建築物が建てれるなんて信じられない!とただ圧倒。すごいベタな観光地化にも圧倒されちゃいましたが、、、
有名なメールプラールのオムレツを食べようかと店の前で悩み(オムレツごときで4000円くらいするので、、)意を決して入ったら「ランチは終了よ!次はディナーの6時からね。」と、言われてガーーン!
(日本語メニューが外に飾ってあり、オムレツがオムツになっていてのんきに笑っていたら、食べれなくてショック、、)
仕方がないので、無名の店で食べました。メレンゲ仕立てで作ったオムレツなのでとってもふわふわで大きいオムレツ
昔、歩いてモンサンミッシェルまで来た巡礼者へ少しでもお腹がたまるようにと「プラールおばさん」が考案したというのが始まりとか
お伊勢参りの赤福とか四国巡礼のうどんみたいなものかなー。と、思いながら食べました。
モンサンミッシェル、一見の価値はあります。自然と建造物の見事な調和に圧倒されますし、中世の世界にタイムスリップしたような、とても贅沢な時間空間を体験できます。
パリからの日帰りも、1日全部を使いますが出来なくはない距離です。
今回の旅の拠点のレンヌも素敵な古都でした。15から16世紀の建物が残る旧市街が本当に楽しい。
木骨組みの特徴的な建物が並び、どれも歪んでいて斜めになっていたりと不思議な光景
次の日はこのレンヌからTGV に乗りブルターニュの港町、ルファードラバレンヌの世界「Saint Malo〜サンマロ」ヘ行きました。
その話は次回に
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