寒くなって、冬の足音が聞こえてきました。
フランスやイタリアから1月の展示会のスケジュールの調整のメールが先月から来始めてます。
えー、もうそんな時期?まだいいでしょう?と、思っていたらもう11月。再来月には、また展示会の季節がスタート
ヨーロッパ(主にパリ)の8月9月は、日本の酷暑とは真逆で冷夏。9月は涼しくって、10月は冬のようだったようです。
ここ最近のパリは、最高気温も10℃を下回っています。
友人が来週からパリヘ行くので、情報を聞けそうですが、とにかく寒いらしい。
フランス人が眉間にしわを寄せながら、カフェでお茶をしている姿が思われます。
寒いんだから、中に入ればいいのに、フランス人は外が大好き。でも、寒いから自然と眉間にしわが寄ってくる。
そこで、思う。フランス人って、わりとむっつりしている気がします。(かなりな私見なので、フランス人たち、許して下さい)
ある人が、日本人以外の人種は大抵よく怒るし感情を表に出すと言ってました。
私がよく行く、イタリアとフランスだけを見ると、
イタリア人達は、喜怒哀楽の感情を明るく表に出し、フランス人達はぶつぶつ喜怒哀楽を言っている印象です。
フランス人は、ネクラという訳ではなく、論争好きな感じ。行く度に、デモにぶつかるから思うのかも。
考えたら、今回の尖閣諸島も、怒らない日本人がクローズアップされていましたね。
これがフランスなら間違えなく、デモが起こっているはず。
以前、フランスの会社で、「中国のお客様が増えたけど、やっぱりあなた達日本人の方が穏やかでいいわー」と言われ、複雑な気分になった事がありました。
文句を言っても効果が得られない事が多いし、20時間以上かけて来て怒る体力が失せているのが本当の所
私たちの世界でも、APEC状態で、日本人はわりとおとなしい。
よく言えばお行儀がよく、悪く言えば事なかれ主義、まさしく今の日本の外交
最近の外交を見ていると、自分に重ねてしまいます。アピールがうまい欧米人に押されるのわかる。
でも、もしかしたらまじめで単純な日本人に対して、信用も厚いかも?とも思う。
外国へ行くと、自分の危機管理の少なさや安穏としている事を強く感じる事も多い。
そして、日本がいかに安全で、外から来ている人達が少ないかがわかる。
日本人の危機管理のなさは、守ってくれている人達のおかげってことだと思う.感謝ですね。
かわいい子には旅をさせろ!という言葉があるように、外へでないと分からない事は多い。
外の世界に行くと日本の良さや、素晴らしさに気付きます。
パリにいると、子供の親達の送り迎えや引率風景をよく見かけます。
下校時間になると、学校の前には親達のラッシュ。携帯電話を持っている子供を見かけることは少ない。
日本だと、子ども達がGPS機能の携帯電話を持っていたり、塾や学校の入退を親の携帯に知らせたりと、日本の子供へのハイテク化は進んでいます。
聞いた話では、フランスは12才以下の携帯電話の所持は禁止になったらしい。
妊婦さんの携帯電話の使用に対しても、警告をしています(携帯電話の電磁波に対しての、警告はフランスに限りません)
携帯電話の身体への害を考慮しての結果なのですが、これも携帯電話会社への抗議デモがあったとのこと。
日本では、携帯電話の電磁波に対しての有害性があまり知られていないという事は、フランス人にとって驚きらしい。
彼らフランス人は、ただやみくもに怒ったり反対しているのではなく、物事を突っ込んで知ろうとしている結果のような気がします、
日本人は、無関心という事かな?なんか、冷めていてつまんないですね。
フランスは、子供の送り迎えは絶対。学校や保育園での親達の出番は、送り迎えだけで、あとは学校や保育園に任せるのがフランス流。
お弁当もない、学校の生活はすべて先生にお任せ、入学式も始業式もない。
教科書は何年も前の先輩達のお古を支給
日本みたいに、ぺらぺらの教科書ではなく、ハードカバーなので何年ももち、丈夫らしい
これのどこが、細かいケア?と、思うでしょうが、よく怒りデモをするだけあって、学校の内容は親達にとって満足に近くなっているように思う。
見聞きした、私の私見ですが、、
働いているママがほとんどのフランス。
子供がいるママ達にとって働きやすくできているので、子供の送り迎えが出来るのでしょうね.
日本も日本のよさがあるのですが、外国の日本と違うよい一面に触れる度に、日本もこうだったらいいなと思う。
次の出張も、どんな発見があるか楽しみです。
ちなみに、江戸時代に日本を訪れた外国人達の文献から見た日本人は、かなり明るくて賑やかだったらしい
外国人達に『日本人はおとなしい』なんて言われて、洗脳されちゃったのかも?