パリ滞在が終わりに近づいた頃、暖かいパリからいっきに急速冷凍のマイナスの気温になりました。
マフラーを顔までぐるぐる巻きにしたり、いろんなタイプの帽子を被っている
パリの人たちは防寒の仕方がおしゃれ。見ていて楽しい。
動物愛護団体がパリに来たら、嘆くんじゃないかって言うくらい、去年よりさらに毛皮がブームです。
毛皮やムートンが欲しくなってしまうくらい、パリはファーでいっぱいです
他にも目についたのが、差し色の赤
そして、カラーヴァリエーション豊かなニットキャップ
その土地によって、その土地の流儀というものがあります。
それはガイドブックには載っていない、その場に行って初めて知る流儀
パリでの流儀
お店に入る時は「ボンジュール」と言い合い、出る時は「メルシー」と言い合う
ドアの前に知らない男性がいたら、その男性が扉を開けてくれて
エレベーター等では、先に下ろしてくれる
もちろん「メルシー」とお礼を言い、「ジュサンプリ(どういたしまして)」と男性から返事が来る
ちょっと気取ったレストランやカフェでコートを脱ごうとすると、ギャルソンが手を貸してくれる
犬のフンは片付けない、信号無視、食べ歩き、そして、歩きタバコ、食品売り場の積まれた果物を勝手に味見している
とにかく自分勝手、、それもパリの流儀
一日が終わり部屋に戻ると、歩きタバコの人のおかげで洋服も髪の毛にもタバコの香りが染み付いている、、、
街中の道路が灰皿と化してます。
憎らしいくらい吸い殻を道に放るのがうまく、ピッと、誰もいない所のストライクゾーンに捨てます。
犬のフンを踏んでしまった人たちの雑言が至る所から聞こえ、また踏んだフンの引きずった形跡を目にする
道を横断する人たちや、横入りする車達へのクラクションが至る所から聞こえる
「メルシー」という、感謝の言葉同様に、文句の言葉もよく耳にするのがパリ
帰る日が近づいたせいで、そんなパリの魅力(欠点??)が体全体に染みわたります。
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