パリにいると、いたる所でいろんな種類の音楽を耳にする
シャンソン、ポップにクラシック、ジャズや民族音楽
フランスは音楽好きな国のようです。
道ばたやメトロの中や地下通路、カフェやビストロ
足を止めてしまうくらいステキな音楽を聞かせてくれる事が多いくらいレベルも高い。
ひとりカラオケみたいに歌ってる女性
移民のグループが自分たちの故郷の民族音楽を演奏している
優雅なバイオリン弾きやピアノの演奏もよく見かけます
パリでは懐かしい曲や昔流行った曲をよく耳にする
フランス人の音楽のジャンルや年代の範囲は広い
聞いた話では、フランス人は世代を問わず昔の曲に馴染みがあり
いわゆる懐メロを若い子もけっこう歌えるらしい
日本だと数年前に流行した音楽を耳にするだけで懐かしくなったりするし
流行した昔の音楽を流すと、時代遅れみたいに感じさせる
でもパリにいると、誰もが知っている昔のヒット曲をよく聞く
流行遅れに感じさせず、いい曲なんだからかけてるという自然な感じで
日本で聞いたら、どん引きして足を止めてしまうような懐かしいヒット曲が
いたる所でスタンダード曲として街で流れている
時が経つともう耳にする事が少なくなる日本と大きく違う
音楽がいつも身近な環境のパリの街
音楽は商業ではなくカルチャーなんだと感じます。
ファッションも同じ
パリに来ると、若い子達はけっこうスタンダードなベーシックファッションをしている
音楽同様、昔からの着こなしが若い子に受け継がれている。
ピーコートにスリムパンツやジーンズのパリジェンヌスタイル
ベレー帽にタータンのプリーツスカートを合わせた英国スタイル
ミリタリーコートにチノパンやジーンズのカジュアルスタイル
テッパンの着こなしはずーーーっと若い世代に受け継がれている。
そういったスタンダードな服はいつの時代もあるため古着屋にたくさんストックがある
お金のない若い子が古着屋によく行くのもうなずける
子ども時代に定番スタイルをきちんと着こなし、基本を知っているからこそ
大人になると自分自身を知り尽くした着こなしができるのだと思う。
日本は、使い捨ての「今限りの」流行服を身につけている子が多い
若い子がそうなら、大人になっても無個性がそのまま続いてしまいそう
パリの大人達のように個性豊かに自分流の着こなしや着くずしがしたいので基本スタイルは大切
本当にいいものは時が経ってもいい
音楽とファッションは同じです。
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