13〜16世紀の建物や街並が残ったフィレンツェ
街の中心部が歴史地区として世界遺産に登録されている。
遺跡のような建物や道路を毎日たくさんの観光客が訪れるため
老朽化も激しくいつでもどこかは修復している
観光客でいつでもごったがえしているフィレンツェ
大きな改築も出来ないため、建物は朽ちてしまっている所も多いけど
鉄筋コンクリートのビルに囲まれた現代人にこの街が人気なのもわかる
フィレンツェに来ると、自分たちが、いかに新しいものに執心しているかと気づかされる。
特に日本ではみんなが必死に新しいものを追い求める事に生き甲斐にしている気がする。
新しい事や未来から物事を学んでいるのではなく、
過去から学んでいるんだってことにフィレンツェにいると気づく。
今現在は過去につながっている事に気づかされるのです。
フィレンツェ最古の橋「ポンテヴェッキオ」は1345年建造
第二次大戦中、ドイツ軍はこの橋以外のアルノ川の全ての橋を爆破したそう
この橋だけが残ったので「奇跡の橋」というのだそうです。
新しい風景=戦争で消えてしまったということなんだなと知りました。
例えばミラノの風景が新しいのは、ほとんどが戦争で爆破されてしまったから
そうだった、日本もそうだった、、と、フィレンツェの古い街並を歩きながら気づきました。
ここフィレンツェは、600年前のイタリアルネッサンス発祥の地
ヨーロッパ中のその当時のモダンな文化を集結した街だった訳だから、
その当時は超モダンな街だった
フィレンツェって古い街なのではなく、何百年も無くならず残る事ができた幸運な街なのです。
そんな街で、毎年2回メンズから子どもまでの新作コレクションが開かれるのも
なんとなくうなづける
古きをたずね、新しきを知る。温故知新です。
この古い街並の中で、新しいこれからのファッションを見る
新しいファッションを見ても、トラディッショナルなファッションにリスペクトを感じるのは
この街のおかげなのですね
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