恒例の新年明けてすぐの冬の出張であります。
今回のスケジュールは、羽田からパリを経由して、フィレンツェへ
ヨーロッパは大寒波と聞かされ、いつもの冬より防寒グッズに念を入れしまった。
私は、荷造りが大の苦手。最後の最後まで悩みまくってしまう。
増えるか減るかは、最後までわからない。
早めに取りかかるとどうでもいいものまで増えるという経験があり
最近まで前日に取りかかるようにしていたのだが
あまりにもギリギリすぎて、忘れ物や足りないことがあり、現地で困った。
結局どっちもどっちなので、せめて前日はやめて、どっちともいえない3日前くらいから取りかかるようになりました。
さて、今回は寒いと聞かされ、トランクの中はボリュームが出る防寒ものが増えてしまった。
折しも我がショップもセール真っ只中、東京は暖冬だったので、幸か不幸か厚手の防寒のセール品が豊富!
しかも、前日に春の新作なんて届いてしまったから、さらに店の棚にかさばる厚地ニットは私に手招きしている。
店頭では、「もう気分は春ですよね。」なんて、言っときながら、結局店で1番ボリュームのあるニットを購入してしまった。
タイツも一番厚みのあるdoredore を用意
doredoreの厚地タイツを3枚もいれるとちょっとした小さめの枕のよう
そして、毎回悩ましい出張ファッションを考える。
クリニャンクールや蚤の市で、貴重品は持ってなさそうに見え(この場所では、おしゃれなんて意味なし)なおかつ迷彩服のように人混みに紛れられたらなおいい。
ということで、モッズコートや汚れが気にならないスタイル投入
しかし、パリやフィレンツェは滞在中ファッションウィーク、さすがに恥をかくわけにはいかない
ということで、きれいめスタイルも必要
ついつい、Pomandere のワンピースを購入
これまた、素晴らしく暖かそうなウールフリース、もちろんかさばる
出発間際の冬のセール買いでトランクの半分が衣料品で陣取る事になってしまった。
そして、日本はインフルエンザが大流行のニュース
滅多にインフルエンザなんてかかった事ないくせに、ここぞとばかりに風邪薬や解熱剤、日頃飲み慣れてない栄養剤や整腸剤や胃薬まで揃えてしまう。
つい入浴剤や肩こりや腰痛向けの温湿布なんて買ってみたりして、どんどん荷物が増える。
何度か現地で熱を出したり、可愛い犬をみてついつい追いかけてひねって捻挫とかもあったりもあり、気になりだしたらきりがない。
夜中のパソコン仕事、目も疲れる。
そんな疲れ目に目薬なんかも買っちゃたりして、さらにどんどん増えてくる。
普段は健康面には無頓着なくせに、出張の時だけは妙に体調に気弱になってしまうから不思議。
大抵が運良く薬箱の封も開けずに帰国することになるのだが、ひとたび災難を思い出すと不安になるのです。
果ては飛行機の中での安眠グッズやリラックスグッズ、どんどん増えてくる!
空港で一通り揃うのですが、こんな客の足もとを見てるから、薬だってホカロンだって高い!
って事でやってしまった、前日の晩にドラッグストアで、まさかの大人買い。
パソコンや携帯電話が必需になってから充電器や変圧器やコードの荷物も増えた。
ホテルの部屋は毎晩、携帯にパソコンにカメラや充電器などの充電の灯りがまるでホタルのように、至る所で瞬き、ちょっとしたイルミネーションのよう。
何度も行っているから荷造りは慣れたもんでしょう?と、よく人に言われるが、そうではないのです。
何度も行くからこそ、毎回違うアクシデントを経験してしまう。
経験がどんどん増えてしまい、心配事も増え、結果、荷物が増えてしまうのです。
今回もまた、使うか使わないかわからないモノをトランクにギュウギュウに詰めてしまいました。
そして、今はパリ シャルルドゴール空港
あんなに荷造りに翻弄されていたのに、一歩家を出ると、荷物に対しての焦りが嘘のように消えている
気分は晴れやか!
トランクに何が入っていようが、何か忘れようが全く気にならない
だってパスポートとクレジットカードと少々の現金、そしてチケットさえあれば身ひとつで行けるのが海外だから
あとはどーにでもなる
こんなにいい加減なのに、家を出るまでのあの異常な焦りはなんなのでしょう?
旅は慣れるものではなく、腹をくくるもの
パリ着陸前の機内放送で、午後2時現在の気温がマイナス1度というアナウンスが
つい、ニヤリとほくそ笑んでしまいました。
今は空港のビジネス用のテーブルで、つい持ってきた異常に場所をとるストレッチポールを背中にあてながら、フィレンツェの天候チェック
予想通りに気温はかなり低い!
前日に購入した最強厚手ニットが活躍してくれそうです。
これから、寒いと予想されるフィレンツェへ向かいます!
オッティブログ、楽しんでくれたら嬉しいです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
コメント