パリです。
花の都パリ、ファッションの中心パリ
最高級な褒め言葉の形容詞がぴったりな世界トップクラスの人気の街
フィレンツェよりさらに観光客で溢れてます。
そしてフィレンツェとは観光客のモチベーションの質が違う
パリはみんなちょっぴり気取りたい気分にさせるようです。
カフェのテラスでは、まるで気分は主役になったように高揚した男女が楽しげに座っている。
平日の昼日中だとしたら、地元の人はカウンターで軽くいっぱいとか、リタイアしたご老人が奥の方で長い時間新聞を読んでいるので、パリのカフェテラスの平日はほぼ観光客。
普段なら奥さんに腰に手を添えるなんてしなくても、ここぞとばかりに手を添えたりして、カップル達はパリ流を楽しんでる。
ヨーロッパの都会はどこも似たようなもんだと思っていたら大間違い。
ミラノやローマ、ロンドンにバルセロナなどなど
どこも似ても似つかず全く違うのです。
その中でも、パリは最上級の映画俳優みたいな存在
それも往年の名俳優ではなく、現役の大物俳優
現役で居続ける理由のひとつ、美しい見た目をできるだけ変えず、時代に合わせてその都度変化をしている。
古いものはもちろん大事にしますが、どんどんリノベーションもする
例えば、オルセー美術館は元は鉄道駅、廃屋駅舎をリノベーションし、今では毎日長蛇の列の美術館に
ルーブル美術館のガラスのピラミッドは、あんな歴史ある建造物の真ん中に巨大な現代ガラスアートを建てるなんて世界中を驚かせた。
新しい事もどんどん取り入れるのもパリ
今は珍しくないレンタル自転車
いち早くお目見えし、深刻な排気ガス問題を抱えてるので、自転車利用はエコに一役買っている
排気ガスでの大気汚染がひどいので、メトロやバスを無料にし、マイカーを自粛という日があった。
ユーロサッカーかW杯かでフランスが勝利をおさめ街中大騒ぎの帰りのメトロも無料になっていた。
粋な計らいも、大物ならでは
どこの国でも街でも参考にしたいくらいに観光地としてだけではなく大都市としての成功をおさめている。
そんなパリも大変な時があった
まだ記憶に新しいテロである。
パリへ来る観光客は激減、来てもみんなテラスには怖くて座れない
有名カフェも人気がまばらで、夜は閑古鳥
数年前はパリが静かになっていた
それが今はまた盛り返してる。
表舞台から去ることはなく、周りが放っておかないくらいにパリは最上級の街
日本から12時間、長いと思うか短いと思うかは人それぞれ でも気になるならば、ほんの少し無理して時間とお金を作ってパリに来るといい
6年後はオリンピックを控えてるパリ
また新たに生まれ変わろうとしていて、そこらじゅう改装工事だらけ
難点は物価が高いことかな
大物俳優はギャラが高いのです。覚悟して来てください。
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