「ルファードゥラバレンヌ」のショウルームへ行ってきました。
以前もブログでお話ししましたが、パリらしい街並の2区にあり散策するにはおすすめの地域です。
近くにはパリで一番古いパティスリー「ストーラー」や雰囲気のあるアールデコ調のパサジュー(アーケード)。
おしゃれなお惣菜やフロマージュ(チーズ)専門店にお花屋さん、
ランチ時にはどこからともなくたくさん人が出てきて、カフェやビストロやパン屋さんは大にぎわい。
近くの公園で、ランチをしている人もたくさんいて、とても楽しい区域です。
バレンヌのショウルームは賑やかなカフェや市場がたくさんある通りを過ぎた突き当たりにあります。
約束の時間に行って,まず迎えてくれたのはスタッフの飼い犬の「パピウム」
すごい人好きのかわいい子で、クールな振りをして目が合ったとたんにお腹を出す愛嬌のある子です。
犬同伴で出勤ができるのもヨーロッパならでは!うらやましい。
タクシーの助手席にいたり、お店のカウンターの下で寝ている姿はたくさん見ます。
さて、2009SSのバレンヌです。今回はどんなコレクションでしょう?
オピウムは私たちが仕事を始めると、すぐにあきらめて机の下に潜り込み寝てしまいました。
今回のバレンヌはグリーンやドットを挑戦。「日本での評判はいいと思う?」という質問に
今年はカラーの豊富さが目立つ年でもあったので、色を楽しむお客様が増えたから
きっと受け入れられると思うと伝えました。バレンヌらしい、さわやかでナチュラル感のあるグリーンでもちろんオーダーしました。
バレンヌのデニムは何年かシリーズでオッティで展開していたのですが、最近静かにブーム。
試したお客様から、形の良さと素材の丈夫さがデニムブランドに負けていないと評判がとてもいい。
なので、定番デニムもオーダー。既存のマリンテイストに、ちょっと遊びのあるグリーン系のカジュアルを揃えてみました。
そして、多数のリクエストのある「バッグ」類。今回はビッグサイズのトートバッグです。
ストックを確認しましたので。入荷は出来るはずとの事。毎回、入荷するまでちょっと心配ですがとっても使いやすそうです。
バレンヌ後は、またサンジェルマンの方に戻り新ブランドとの顔合わせです。
今日は天気がいいのでとても暑い。パリは乾燥しているので太陽が出ているととても暑いです。
日陰は涼しいので、みんな木陰でのんびり。移動中、ちょうどランチ時で公園の木陰に人がいっぱいでていました。
通りには、ラヴェンダー売りのおじさんが。一本プレゼントしてくれました。とてもいい香り。
周りの人たちを見ると、みんなおしゃれで素敵な人ばかり。
カフェでのんびりウォッチングしたいけど、次の約束が待っているので残念。
次の約束はパリらしい都会的でロマンチックな「Oona L'ourse〜ウナルース」です。
リバティを使い、ラヴェンダー色やキャラメル色などの微妙な色彩とアレンジしてとても詩的なコレクション。
どれも、デザイナーの雰囲気とぴったり!ショールームにはオレンジフラワーのパヒュームキャンドルが灯され、甘い香りが漂いとっても居心地よくしています。
静かにささやくような口調の上品な少女のような雰囲気のデザイナーが創りだすエレガントなコレクション。
初めてのオーダーはウナルースらしい色調のセレクションにしました。私たちも入荷が楽しみです。
同じ、オレンジフラワーのキャンドルを私たちも購入。オッティでも灯してお客様を迎えるつもりです。
ウナルースはサンジェルマンのマダム通りにあります。この通りは、学校や保育園もありちょっとした子ども通り、
パリの学校は、セキュリティが厳しく全く中が見えないようになっています。
中から子どもの声が聞こえてくるので学校とわかりますが、建物だけを見ると馴染みのない私たちには学校には見えません。
たまたま扉が開いていたので、中を覗く事ができました。
子ども達の服装は、おしゃれな区域のサンジェルマンの子どもらしくおしゃれでスノッブ。
ボンポワンやウナルースに多い、薄いモカ色やベージュやラヴェンダーピンク系に足下はベンシモンやコンバース
決して、無難なクロははきません。