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投稿情報: 19:08 カテゴリー: 005 身近な話題から旅のコラム | 個別ページ | コメント (0)
オッティの店頭に並ぶ1940年代から70年代のアクセサリーや装飾品(小さなボタン
類)は
ヨーロッパ最大の蚤の市、クリニャンクールで見つけて仕入れてきたデッドスト
ック(中古ではなく新古品)の品物。
クリニャンクールの広さは約20万平米もあり、「ベルメゾン」「マリク」「ビロ
ン」といった16の市場にわかれ、
店の数はあわせて2,000軒くらい!
フランスの人たちは地名で「サントゥアンの蚤の市」と呼び、
日本人は最寄りの駅名の「クリニャンクールの蚤の市」と呼んでいます。
ヨーロッパ展示会のたびに立ち寄ります。
クリニャンクールはヨーロッパによくある露天の蚤の市ではなく
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パリからフィレンツェは飛行機
パリからブルッセルは列車を利用します。
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2016年春夏のコレクションが始まりました。5ヶ月ぶりに夏のイタリアフィレンツェに来ています。
ファッションの変化は目まぐるしいと感じて、今のトレンドは!と、昔は追いかけていたけど、最近はその追い立てられる感がなくなってきました。
長い年月ファッションの世界を見ていると、結局その国のスタンダードというものがあり、変わらない美意識や価値観の中でファッションビジネスが存在していることに気づきます。
イタリアはどうしてもフォーマルなファッション、フランスはナチュラルでモーブな色がどうしても好き
個性的なベルギーに鮮やかな色やテキスタイルが好きな北欧
それぞれのお国柄の変えられない気質みたいなものが存在している。
共通しているのが、子ども独特のなんとも言えない可愛い様子は崩さないファッションが多い点
日本は?
どうしても洋服は異国の文化だからか、「着る」ことを「着飾る」とでも感じてしまうのか?
「着飾る」ことが「コスプレ」につながってしまうのか?
それともシャイだから、子どもの可愛さを演出しきれてないのか?
ファッション好きはオシャレなんだけど、そうではない人たちの子供達の装いが気になる。
どんなスタイルが出てきても、日本では変わらない「人気アイテム」が存在する。
女の子は「ピンク」「リボン」「フリル」男の子は「ブルー」「ショートパンツ」
夏は「Tシャツ」冬は「トレーナー」、靴は「スリッポンタイプ」で革靴はNG
これって、けっこう何年も子供服の世界にいて、なかなか脱却できない日本のスタンダードなのです。
洋服は西洋の文化、ヨーロッパでは男の子はピンクだって着る
リボンやフリルの装飾として生まれたのは、ロココ時代
それも男女ともに、、だから、男の子だってリボンやフリルの服が存在します。
Tシャツやトレーナーは運動着や作業着から生まれたものなので、毎日着るものとは違う。
きちんとした装いを理解している方たちは、Tシャツやトレーナーはお出かけには好まないものです。
(今は質がよく、シルエットが作れるジャージーがあるので、フォーマル感のあるジャージも増えてきてますが、、)
革靴って、実は丈夫で長持ち、子供の足の成長にはしっかりと固定され向いている。
汚れは拭けば馴染むのでとっても実用的で、質実剛健なヨーロッパならではのものなのです。
ヨーロッパでは、洋服にこだわってない普通の人たちの子供達もみんなステキなのに、
日本は「こだわらない」服装が「適当」な服装になってしまいがち
ヨーロッパは、こだわらない服装もセンスは悪くないのです。ちゃんと、子供の可愛さも理解している。
日本は子どもの可愛さを、ぬいぐるみやキャラクターのような「可愛い」というカテゴリーに入れてしまいがちなのです。
外国人が日本に来たら、ファッションが面白いと思うのはきっとこのオーバー加減が面白いらしい。
ベルギー人に東京でフリフリだらけのお洋服を着た女の子や犬の写真を撮って、こんなの見たのよー!と見せられたことがあった
いやいやこれは、コスプレではない、、よく見かける装いなのよ
イタリアに来ると、昔から女の子は白か紺のワンピース、男の子は白いシャツに紺色のパンツのスタイルをよく見かける。
確かにイタリアのこの古い中世の街並みに、このクラッシックな装いがよく似合う。
フランスは昔からモーブな色のワンピースやトップスにコットンパンツが好き
フランス人は田舎町や緑豊かな場所を好みます。ナチュラルな装いがよく似合う。
そんな感じで、その場所の風景やバカンスなのかフォーマルなのかがきちんと線引きされたファッションをしている。
ファッションショーでアジア人が起用されている時、けっこうシンプルでモダンなセンスのファッションで現れることが多い。
日本人の肌と黒髪には、アートな装いがオーバーにならないし、ミニマムなファッションもアジア人の方が似合う。
黒の衝撃から始まったギャルソンやヨージのように、真っ黒な単色がダイナミックに移ったように日本人の魅力はあるのです。
シンプルで装飾のない服は、西洋人より日本人がよく似合うと私は外国に来るとさらに感じる。
子供もそう。ただの無地の形の良いシャツにパンツやワンピースを着せると、西洋人の子供より際立ってアジアの子供の方がセンスが光り目立つ。
人それぞれ似合うファッションが違うことを、もっとみんなが気づいて欲しい。
褐色の国の人たちが鮮やかな色が映えるように、私たち日本人にも似合う色があるのです。
オーバーなフリルやプリント、ぬいぐるみみたいな服から脱却して、アジアの子供達の可愛さを追求したい。
流行ではなく、日本の変わらない魅力をもっとたくさん気づき
日本の子供達の魅力を知らせる変わらないスタイルの洋服を提供したい。
また、これが難しいんだけど、その子たちにばっちりはまるとすごーーく最高なのです。
そんな野望を持って、ここイタリアのフィレンツェから、素敵なお洋服を探します。
投稿情報: 15:57 カテゴリー: 005 身近な話題から旅のコラム | 個別ページ | コメント (0)