最後の晩なのでフィレンツェの街を見て回りました
3日間、仕事で展示会場とホテルの往復だったので今回は初めて見る
「 サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会〜花の大聖堂」や「シニョーリア広場」「ウフィッツィ宮殿」
美術館に行けなくても歩けば美術鑑賞できるのです。
レストランの方向へ向かい、到着!入り口は小さいけど中に入るとどんどん奥に部屋が続きます。
イタリアのレストランの特徴(イタリアに限らないかも)で、入り口は狭くても中はうなぎの寝床みたいに
奥へ奥へとあります。京都と似てますよね。
中にはたくさんのウェイター達が「ボナセーラ!」「ボナセーラ!」とすごい元気。
そして、着席したら「ニホンゴメニューデース」(日本語メニューがある事は事前にガイドブックで入手済み)
最後の晩だから、メニュー選びも真剣。しかし、さっきから気になるウェーター達のチラ見。
そして、背の小さいオヤジウェイターが(基本的にみんなおじさんばかりなんだけど)
「アナタタチイー、カワイーデース!」
引きつった笑いをこらえました。要するに,これが言いたかったのね。
他の、おやじウェイター達もいろんな席で女性と目が合うタイミングを見つけては何かやらかしてます。
目が合わないようにメニューに集中、集中!
トスカーナのワインに前菜は「ズッキーニのパルメジャーノチーズ」(オリーブにニンニク風味がピリリと効いておいしい!)
「トマトのクリーム仕立ての手作りパスタ」と「ゴルゴンゾーラチーズのポテトニョキ」(もちろんおいしい)
ふと油断をしているとまたおなじオヤジウェイターが「アナタタチぃカーワイーでーす」
もういいって、、
メインは待望のビステッカアラフィオレンティーナ「Tボーンステーキ」に「子牛のグリル、アーティチョーク添え」
お肉のサーバーをする姿はどこでも様になる。このウェイターはウィンクくらいなのでまあソフトなオヤジ。
炭火で焼いた香ばしさとジューシーな味のあるお肉でどちらも満足
デザートにはイタリアのビンサント酒にビスコッティ
食事は満足。「オイシーー?」のウェイターの声ににっこりうなづく私たち。
ウェイター達の隙を見ては何かしらの日本語を使ってのコメントは、たぶん日本人客が多くて覚えたんでしょうね。
最後のお会計の時は「オアイソーー!」(教えたのは年配?)
イタリア人って、やっぱり陽気(この人たちは能天気に近いかも)
最後に「レモンのリキュール/リモンチェッロ」をサービス
しかし、お会計時に見た金額は今回で一番高かった。そりゃあ、リップサービスはもちろんお酒もサービスするわな。
最後にコートを着る時には一人に2,3人がかりでコートを着せられておやじ達にちやほやちやほや、、、
ここはオヤジ専門ホストクラブ?値段に違うサービス料が入ってたりして、、
しかし、なんだか憎めないのは陽気で能天気だから?明るいってすばらしい!
帰り道、なんだかおかしくって、疲れた脳みそもゆるゆるに解放されたみたいでした。
ホテルまではアルノ川沿いを歩いて帰りました。
きらきらと水面にライトが照らされ、とてもロマンチックです。
さよなら、フィレンツェ(そして、オヤジウェイター達も、さようなら)!
明日からはパリ!
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