PITTI が終わりました。翌朝、フィレンツェをあとにして、パリへ。
荷物の重量制限は20キロ。毎回、オーバーしてしまい、チェックインカウンターで荷物を出す事が続いていて、こりごり。
仕事で必要な書類やブランド毎に用意されたカタログなど、3日間で一気に荷物が増えます。紙って重い。
何度も経験していくと、20キロの重さが感覚的に分かるようになってきました。
まれに見逃してくれる事もあるのですが、ここ5、6年は厳しい。22キロくらいはOKですが、それ以上はだめ。
以前は、重い水もの(ワインやジャム等)を手持ちに出来たのですが、911以降はすべて機内持ち込み禁止。
今回、最終日についつい買ってしまった、ビスコッティやチョコレート、これも結構重い。
23キロくらいかな?と、予想していたら、24,5キロ。「2キロ出せ」と、言われ、しぶしぶお菓子類や書類を出し、手持ちに。
しかも、手荷物は2個と決められていて、私は荷物を出したせいで3個あり、検査員からストップがかかりました。
でも、大きい紙袋に無理矢理ショルダーバッグを押し込めばOK。しかも、入らないでほとんど乗せている状態なのに、OK。なんだか、アバウトだなー。助かるけど、、
で、ようやく搭乗。午前の便なので、正午にパリに到着。パリは曇り。寒い!
雨が今にも降りそうな天気。フィレンツェはずっと晴れだったので、なんとなく新鮮。 エッフェル塔も、先の方がもやで欠けてます。
ホテルに荷物を預け、すぐにメトロに乗ってクリニャンクールののみの市ヘ
クリニャンクールは土日(一部は月も)だけの営業なのです。オッティで扱っているデッドストックは、ここクリニャンクールで仕入れています。
ここ数年は、毎回同じ仕入れ先です。1890年〜1980年までの、ファッション小物が数多くあります。
ここには、欧州最大のデッドストック商が買い集めた品々があります。
地下にたくさんの、リボンやボタンにレースなどのパーツが眠っていて、まさにデッドストックです。
今回も、人気のブローチや子供用にネックレスのチャーム等を仕入れました。
ここ、クリニャンクールは危険な地区でもあります。帰りは6時近くになり、辺りが暗くなってきました。
大阪で、古着やヴィンテージを扱っているという、バイヤーさんと帰りは一緒になり、ちょっと安心。
パリの昔を知りたかったら、ここクリニャンクールに行くべきです。
日曜のパリは、お店はほとんど閉まっています。水を買おうと、近くのモノプリ(スーパー)に行ったらここも休み!
日本でいったら、イトーヨーカドーとかダイエーまでもが休みみたいなものです。コンビニなんて、パリにはない。水は、バーで買いました。
私たち日本人には考えられないけど、労働時間が週35時間までと法律で決められているフランス
「働けない=店は開けれない」なのかな?週35時間というと、9時〜5時勤務の1時間の休憩を抜かして、週5日勤務が最高限度ということ。うらやましい、、
バカンスだって、長い!今週末に会うバレンヌのスタッフは「バカンスの為に働いている」代表のような人。
冬も夏も必ずどこかに行っている。(毎回、怪我しているドジな人なのですが、、)特別贅沢なことではなく、いかにもフランス人らしいってこと。
労働者の味方の国、フランス。楽しく生きる為に働いているってことですね。自分も見習わなきゃ。
でも、一ヶ月も休んで休暇を取ったら、、、働く場所がなくなっちゃうね。きっと、、、
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