冬に突入しました。毎朝、クローゼットを開けると、暑かった秋に活躍した夏の名残服と最近まで重宝していた薄めの秋服
そして、急に寒くなったから慌ててだした冬の服。クローゼットは大混乱。
子ども達の服や自分の服に、毎朝、天気とにらめっこしていましたが、とうとう冬服だけを着る季節になりました。
今年買った冬服にコートを合わせてみたら、袖が太いので袖周りが合わない!
可愛いから買ったはいいけど、コーディネートがなかなかしっくりこない?等、毎朝悩んでいます。
極寒のフランスから友人が戻ってきました。
1945年以来の大寒波が訪れているとのことで、最低気温がマイナスの日が続く今のパリ。
暖流の影響で、雪は年に数回しか降らないのが常なのだが・・・もしかすると、今年は結構降るかもしれないとのこと。
地面は凍結していて、ちょっとした転倒事故が多発。
フランス帰りの友人曰く、パリに住んでいる友人から、日本から送ってくる子ども服でどうにも扱い方が分からないものがあると相談を受けたそうです。
そのアイテムが『レギンス』
日本では、デニムの次に必須アイテムに躍り出た『レギンス』ですが、意外とヨーロッパでは余り見かけない。
チュニックにレギンス,スカートにレギンス,これって日本独特の流行のようで、パリで見かけると大抵、日本人旅行者。
フランスでは日本で見るようなコーディネートには使用されていないようです。
子供の『レギンス』姿も、確かにみない。
よくよく考えてみたのですが、理由は「寒さ」にあるのではないかと思いました。
「実用性」を重んじるフランス人、夏もボトムは天竺ジャージより丈夫で長持ちするコットン布帛素材が主流のように、冬は暖かさをとり、断然パンツ派です。
冬はウールやコーディロイ,コットンツイルのロングパンツをはいている子達はたくさん。
スカートの場合は、タイツにブーツもよく見かける。
今年のパリは大寒波だから、さらにレギンスの使い道はないだろうという事で、ズボン下として履くようにというアドバイスが一番。
とはいえ、さすがに日本も寒くなってきました。
暖かい「ボトム」や「インナー」がないことに、朝に気付きませんか?
寒くなると、冬眠という訳にはいかないから、楽しく外出できるプラスアイテムは重要です!
そこで、暖かい着方をレクチャーします!
1、上手に重ね着する
肌着は吸湿発熱繊維もので伸びが良い、ぴったりサイズ
そして、洋服はサイズにゆとりをもたせ、空気の層が出来るような重ね着が重要!
2、首,手首、足首を暖める(マフラー,帽子,靴下)
3、お腹と腰を冷やさず
4、効果的な素材選び『保温素材』を選ぶ
保温素材とは『羊毛,シルク,カシミア,アクリル,ポリエステル』
5,防寒コートはウールなら目のつまったしっかりした生地、ダウンなら側生地が空気を逃さない素材である事が重要
以上が防寒効果を得られる着方です。
すごーい寒いマイナスの世界で、頭,手,足が寒いと、意識が遠のいた経験があります。
帽子やマフラーにブーツ、手袋は絶対必需です!!
そして、おすすめ暖かアイテムは、薄くてもやっぱり暖かい、『ウール』『カシミア』等のセーター類
伸びがよく、保温に優れて、何よりも吸湿性に優れているので、天然素材はすばらしいのです。
そこに、ポリエステルやシルクを組み合わせると、本当に暖かい
シルクやポリエステルのスカーフが、寒い地域のヨーロッパ人の方がよく身に付けているのに、納得です!
シルクって、暖かいのです!
ヨーロッパ人のように、穴が開いても,繕って大事に長く愛用すれば多少の高さも買いです。
どうぞ皆様,以上を参考にして寒い冬を乗り切り、楽しい冬を過ごしましょう。
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