私が泊まるパリのホテルは朝食が有料なので、Cafeで朝食をとるのがパリでのお決まり
ゲインズブールの家の前を通り、まじまじと眺めながらカフェへ
塀の落書きをあえて消せずに気に入っていたゲインズブール,彼がなくなったあとも落書きをしにくるファンが後を絶たないそうです
いかにも、スノッブで享楽主義のゲインズブールです
ちょうど通学通勤ラッシュなので、道行く人達を眺められるのでそれも楽しみのひとつ
今回はホテルの前に小学校もあるので親達につれられた子ども達も見れる
小さい子を連れて子供を学校に預け,次に保育園へ小さい子を預けるので忙しそう
(フランスは子供が2歳になるまで、働いていたポストは空けておかないといけないので、2才までは育児休暇が取れる。赤ちゃんがいる人は育児休暇中ということ)
朝のお母さん、お父さんは脇目も振らず走ってます。
平日の朝のカフェや通りはパリの生活が凝縮されています。
カフェは出勤前の人達で混雑していて、ギャルソンも大忙し
何年経っても変わらない老ギャルソンがいて、それがまたパリっぽい
がしゃんと音をたててテーブルに物を置くぞんざいな動きに最初は驚いた
でも目が合うとウィンクするので、機嫌が悪い訳じゃない
ウィンクひとつで全てが帳消しになるフランス人のいちいちのしゃれた行動に毎回まいります
パリは、言わずと知れた大都会
そして、誰もが耳にする「花の都パリ」である。
パリの街は誰もが目にした事のある「花の都パリ」の風景が飛び込みます。
セーヌ河にルーブル、凱旋門やエッフェル塔にノートルダムやサクレクール
たくさんのパリの代表とするモニュメントが様々な建物に埋め尽くされ、美しく調和している
何度訪れても、このパリの風景には圧倒されるし魅了される
いったい誰がどういった経緯でここまですごい街にしたんだと、何度来ても感心してしまう
これでもか!どうだ!というくらい街も人々も洗練されています
いちいちが、万事、しゃれているのです。
子供を連れている姿も、雑なギャルソンも、そこら辺にあるタバコ屋だって、、
オシャレな事はもう十分に分かったから、許してー!と、手を挙げたくなります。
この街にいるから洗練されるし、この人達だからこんな街になったのでしょう
日本にも、京都や宮島に伊勢神宮や奈良等、すごい場所はある
日本の景観の良い美しい所は、自然と調和している過去の建物や街にあると思う
いざ、現在進行形の都会(東京や大阪みたいなところ)となると、美しいかと言ったら首を傾げてしまう。
パリは建造物のモザイク状態
東京もビルがひしめき合っているけど、わい雑で美しさには欠けます
もちろん東京はパリと並ぶ大都会,ロンドン、パリ、ニューヨーク、そしてトーキョー
パリには川や緑豊かな森などの自然もあるのですが、その建物や風景の為にある感じ
東京の隅田川,大阪の道頓堀?情緒はあるが、その風景を台無しにする建物は多い
道頓堀のグリコはいいが、カラオケボックスとかの看板はやだなー
パリは無数にある建造物が(しかも年代も様式も違うのに)見事に芸術的に完成しているのです。
そして、見事に看板が少ない!これが素晴らしい
何百年も前にあったであろう、建設ラッシュ時もセンスの良いフランス人のおかげでこんな街になったのかと思うと、こだわりのある人間って素晴らしい
サンジェルマンに限らず、マレやバスティーユ、シテやモンマルトルにサンマルタン
どの地区も味わい豊かです
パリで人気のエリア、北マレのボンポワンの創始者のコーエン夫妻がプロデュースの「Merci」へ行ってきました。
生活雑貨や文具に本や洋服、様々な商品がセンスよく飾られ、今のパリのリアルな流行が手に取るように分かります。
生活という普段の人間の営みを、アートにしてしまうパリ
こんな街に仕入れにきているのだから、少々手強くても素敵なものを仕入れようと思いました。
ヨーロッパに来ると、分かりやすい服やモノじゃあ、つまんないって思います。
自然と調和できて、自分だけが浮かない奥の深い装い
パリでの仕入れも頑張ります!
では、アビアントー
たのしめるエッセイのようです。
画もナイス!!!
投稿情報: sora | 2011/01/25 21:21