郊外列車のBラインに乗って、メゾンエオブジェという見本市ヘ行きました。
Bラインは、シャルルドゴール空港に行くので、トランクを持った旅行者に同じ展示会客で車内は混み合ってます
車窓は、ゲインズブール状態の壁中落書きの風景が続きます
ドゴールからパリ市内ヘ行く列車風景は
パリの中心の華やかさが鮮やかすぎるせいかギャップを感じます。
でも、さらにパリから離れると田園風景が広がり、それはそれは美しいです。
列車に乗ると、このままフランスの田舎ヘ行きたくなります。
見本市のある駅に降りると、人、人、人です。
私は雑貨のホールへ行きますが、10年分の雑貨を見たんじゃないかって言うくらい
広さにへとへと
(日本の商品も多く出展していて、Merciにも扱っているマスキングテープが大人気です)
昼過ぎには、リリのアポイントがあるので、結局見るだけで終了
「○○見参」みたいな、治安の悪そうな落書きだらけの壁を見ながら、Bラインでパリに戻ります。
リリは、ジュニアから大人サイズ(14才〜Mサイズ)は次回の秋冬からストップ
女の子ムードたっぷりのリリの世界はベビーから12才までを凝縮させる事に
確かに、小柄でかわいらしい日本の大人達にはリリは似合うけど
肉食系の大柄ヨーロッパ人には難しい
広く見て、需要は少なかったという事です
でも、日本のジュニアの女の子や高校生、さらに大人にもよく似合っていたので残念。
小学校高学年から中学生は何を着たらいいの?って思う。
毎回の課題ですが、いろいろ見つけてきているのでご安心を!
国が変わると、若い子も大人達も流行が全然違う
パリの若い子は本当にナチュラルです。
(日本のギャルメイクを、凹凸のある彼女達がしたら、
タカラジェンヌも息をひそめるスゴザになりそうだけど、、)
まだ親に着せられている年齢の小さい子ども達は、お行儀の良い上品な格好をしている
そして、自分で服を買うような学生世代は
みんな決まってカジュアルで、着古した感のある格好
自立している年齢になると、エレガントで女性らしい装いになってます。
大人達がファッションを楽しんでいて目を見張ります。
レストランやバーやカフェヘ行くと、年齢が高い!
そして、ヨーロッパで共通している所は、年をとれば取るほど派手になっている
この感じが、日本とは全然違う
私はこっちのおばあさん達を見る度に、自分も派手なおばあちゃんになってやる!と思います。
若い子達の話に戻ります。
パリでは若い年齢をターゲットにした、へんな広告のティッシュなんか配ってないし
その年齢にお金と時間を浪費させようとしている、マーケットは少ないようにみえる
日本はむやみやたらに若いうちからブランドものに興味を持たせたり
カラオケボックスやマンガ喫茶みたいに時間を無駄に消費させる空間がたくさんあったりします。
パリで歩いていると、学生達は、パンや水を片手に外で座ってしゃべっています
カフェでお茶するのではなく、公園やベンチや道ばたでみんなでわいわいしている。
大きなショッピングモールヘ行くと、安くてかわいいお店も多いし、古着屋も沢山
日本の将来を考えると、学生世代に向けてのマーケットは自分のお小遣いで買える程度にしてほしい
こっちはセンスもそこそこいい、学生向けのカジュアルチープ服がたくさん
少ないお金でオシャレを楽しんでいる感じが見ていて素敵です。
古着屋なんて、若い子からおばあちゃんまでいます
田舎ヘ行っても、ヨーロッパの子ども達って、センスよく、お行儀よく、かわいらしく着飾られている
けっこう子ども達は保守的な格好が多い
その反動で、自分で服を決めれる学生達は、ジーンズ
モッズスタイルっぽい反抗的な雑な装いをするのかも
それはそれで、なんとなく自分も通ってきた道なのでわかる、、
そして、大人になると一気に花が開くように、エレガントでシック。男性もそう
60代、70代くらいのカップルが手をつないで歩いているのがパリ
大人になってから着飾るのがエレガントという概念があるみたい
日本は同じ格好が多く、没個性でつまんない
できれば自分で装う年齢になった時には、個性を大切にした装いをしてほしい
リリのジュニアラインはなくなってしまったけど、これなら着せたい、着たいというジュニアラインを探したい。
今回クリニャンクールで個性的でエレガントなアクセサリーを沢山仕入れました。
パリはアクセサリーも素敵です。
お惣菜やフルーツの並べ方もエレガントでセンスがいい
パリで、沢山のエレガンスを探します
では!アビアントー、サヴァー!
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