今はパリです。
フィレンツェを出て、パリに着いてから、日に日に気温が上がり、今日は33度
夜の10時を過ぎても、まだ30度近い。
かろうじて風は涼しく日中の暑さをしのげています。
想定内の暑さですが、どうやらこれから数日後には想定外の気温になる予報
フィレンツェは40℃を越している予報ではあるので、まだパリはマシなのかもしれませんが、これから37~39度!体温を超える暑さが待ってます!
フィレンツェ同様にパリも肌の露出は激しい
でもここはファッションの聖地パリ
オシャレ指数がはるかに高くハイクラスな人達が多い街
女性は美しくそしてエレガントな肌見せ
そして、男性も負けずとエレガント
暑くともシャツやジャケット率が高い
ショートパンツをはいたとしても、もちろんトップスはシャツ
(スノッブな界隈だけの話かもしれませんが)
ヨーロッパに来るとついうっかり自分も肌見せファッションになりそうになるが、もう若くはないんだからやめとけと天の声が聞こえてくる、、
でもこの暑さ、さすがに見ため気にせずノースリーブじゃないと辛い
しかし、周りを見れば、初老マダムも肩見せ、足見せスタイルがわんさといる
しかもエレガント
それならばいつまでもできる?!と、思いそうでしょうが、それはちょっと違うかも
よく見ると素敵な肌見せおばあちゃんは、肌がこんがり焼けていた。
そして、足を見せてる方はコリっとした骨がでた小さい膝なのです。
おばあちゃんになったら、私も真似したくもなるが、
私みたいに丸くて大きい膝はもう出しちゃダメ?!
でも日焼けすればいーのか?
よくよく眺めると、そこまで悲観しなくてもどーにかなりそうなお手本もある。
焼かない派になった白肌マダムもいるはいる
日焼けした肌にシンプルな黒や白がカッコイイのを逆に考えて、派手な色、真っ赤や柄物なんか似合ってる
日本人の肌にくすみがちなベージュやカーキでも明るいベージュやナチュラルなカーキだとステキにみえたりもする。
小柄で黒髪のアジア人こそ、ド派手な柄や宝石は、欧米人よりもエレガントに身につけられると見て思う。
欧米人だと、ライオンや孔雀が更に毛皮や宝石を付けるようなもんなのです。
アジア人は素に「ミニマム」なのです。だから、あんまり膨れたシルエットより削ぎ落としたシンプルカットが似合う。
どうしてもチュニックにパンツをはきたい気持ちは痛いほどわかります。
そのチュニックはオーバーサイズではなく、ぜひJustフィットに!それだけでステキになります。
なるほど、なるほどと妙齢のエレガントなマダムを見ながらパリではエレガンスを学んでます。
マダムはあまり化粧はしてないけど赤い口紅をして、アクセサリーが大きかったりもする。
そして、見てわかる上質な素材を着ている女性はエレガント
そして、いちばんの大切なことは
エレガントな彼女たち、彼らは姿勢が良く、立ち居振る舞いが上品なのです。
仕事が終わり、疲労を理由にだらけてカフェで猫背になってスマホでメールチェックなんてしていた私
周りを見渡して反省
美しい人は周りの空気さえエレガントにする振る舞いをしているのです。
前半のパリでのお仕事は、子供服ではなく大人服
なんで、パリの女性達を参考にあーでもないこーでもないと頭を巡らせ、次の仕入れを考えてます。
つい数日前に、お肌ツルツルのはち切れんばかりの生命体のベビーからティーン
着るアイテムのほとんどが初めてづくしの子供たちと違い、大人服は洋服人生を駆け抜けた強者たちを相手!
あれもこれも着たお客様に、満足してもらいたい。
パリの女性達を見ると、「装いはその人を見せる」ことがわかる
パリの夕暮れ、ビール飲みながら物思いに耽ってます。
まだまだ続きそう、いえ続きます。
コメント